尾骨の治療の目的

息吹なブログ


尾骨の治療の目的

前回、パーカッションハンマーでの続きです。
最近はトムのパーカッションのセミナー以来、パーカッションを使った治療をほぼ全員の患者さんに入れています。それによって、今までのオステオパシー治療で取れていなかった制限が非常にはっきりとわかるようになりました。

尾骨の治療は、オステオパシー独特の考えが色濃く表れる場所です。
他の関節の治療はいろいろな治療であると思うのですが、尾骨に対してはオステオパシーでは重要なチェックポイントとしてみます。その理由の一つとして「外力がたまりやすい場所」 {フォースとベクターという言い方をしますが}のポイントだからです。
パーカッションをしていて分かったのですが、尾骨の治療は腸、骨盤内の内臓癒着に効果が高いです。さらに、開放することにより背骨から頭蓋へと緩む軸ができてきます。
そして尾骨を治療することで、横隔膜の呼吸が強くなり、脳脊髄液の流れが強くなります。

いいことずめの尾骨治療ですが、一般の骨盤矯正では手が届いていない部位なんです。仙腸関節などに着目した治療は多いですが尾骨、内臓の動きも含めて初めて身体は動き始めます。
尾骨を打つことにより、頭蓋の脳脊髄液を産出する第3脳室というお部屋での動きがなくなり火が消えたような、エネルギー不足な状態になるのが最も悪い影響でしょう。
うまく尾骨治療でパーカッションで振動を与えていくと、脳室で着火現象が起き身体のリズムをポット変えます。結果として身体に活力を取り戻すところまでいくと成功ですね。

パーカッションの動画作成を現在行っています。近日公開しますのでお楽しみに☆彡

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