最近、解剖図に書き込むことが可能になってきたので☆、症例を解説していきたいと思います。
問診メモ
・20代女性
・バレリーナ
・バレエの練習の際 捻挫を何度もしたことがあり、いまでも、捻挫癖がある。
・もっと足首から安定しておどれるようなりたい!
こちらの女性は、捻挫癖があることで来院されましたが、 生理痛や、頭痛といったものにも悩まされ 下腹の冷えが強く 脈は尺脈がふれずらい 腎虚の状態でした。
{以下オステオパシーのメカニカルリンクで調べたもの}
主要病変 母指基節骨の圧縮
優位病変 1、胸椎8、9の可動制限
優位病変 2、距骨、舟状骨の可動制限
去年からバレエをやっている方をみることがおおかったのですが、
この方にみもみられるよう トーシューズをはいて 踊っているためか、指先の圧縮病変がたいへんおおくみられます。
それとともに、足首の不安定性。股関節の違和感というようにのぼっているようです。
また、中心軸を意識する運動すべてにいえることで、胸椎の7,8,9レベルの使い方{引き上げ}がとても難しいのですが、その理由はこのレベルの堆骨は連続してグループで動きやすいためです。
背骨を引き上げる感覚と中部胸椎は関わりが深いといえるでしょう。
この方の、指先の圧縮は強く 施術のたびに違和感は変わってきているとおっしゃってくれていたのですが、5回目でほぼ足の不安定性はとれたそうです。
このように、足先の圧縮は中部胸椎の病変へ、ひいては胸骨のつまりとも深く関連してきます。よって足先からの調整を行うことで、上の状態も整ってくることになります。
首の痛みや、肩の凝りなどでも 施術の際 末端部をみることにしているのはこういった関連性によります。
なにかスポーツをされるとき、足首のみでなくさらに指のストレッチをされると怪我の防止にもいいと思います。
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